カラオケ上達方法

こんにちは!!

またまた更新をサボっていました(汗)
今も週1回はカラオケで練習はしているんですが、最近花粉で喉と鼻をやれてしまって調子はよくない状態です。

喉をやられると出ない高音がさらに出なくなって歌唱全体が平べったくなるんですよね~
まあ一週間もすれば治るはずなんで来週の週末にまた練習再開です。

さて、今日の記事は、「歌は歌詞の意味や情景を思い浮かべて歌おう」ということです。

この歌詞や曲の情景を思い浮かべて歌うというのは本人の感性の問題であるので一様には言えないのですが、歌がある程度歌えるようになってきてからこの大切さに改めて気づきました。

まだあまり歌の基本ができていない方は、発声や音程ばかりに意識がいってしまいがちで、曲の歌詞や情景といったものを気にして歌うことは難しいかもしれませんね。

ただ、発声はよく技術があるのになんとなく雰囲気が合ってないというような歌を聴いたことありませんか。僕は毎日他人の音源を聴いているので結構あるのですが、その合っている合っていないを隔てる1つの壁が雰囲気づくり、いわゆる曲の歌詞の理解と曲調に歌唱をあわせる感性だと思っています。

歌詞の理解と曲調にあわせた歌唱という意味がわかりにくいと思いますので、すごく極端な例をだすと、ずっとオペラのような歌い方でカラオケに収録されているEXILEのLovers Againを歌うと、多くの人は「ん?なんか違う」ということになると思います。
逆に秋川雅史さんの千の風になってをEXILEのような歌い方で歌ってもやっぱり「ん?なんか違う」となると思います。それぞれ曲に歌手本人の歌い方のイメージというものがありますが、やっぱりその歌(伴奏、歌詞、雰囲気すべて含む意味で)に合う声、歌い方があると思います。

歌手は自分の特徴をよく理解して自分に合う曲を作成して歌っているので問題ないですが、カラオケは基本他人の歌を歌うわけですから、やはりその曲に合う合わないがでてきます。それがたとえ音域や声質があっていたとしても。

まあ音域や声質はある程度決まっているものなので変えようと思ってすぐ変えれるものではありませんが、意識をして気をつけないといけないのが「歌い方」です。僕が聴いててよく思うことが「無駄な装飾が多い」ということです。特に技術的に上手い人に多い気がします。

例えば、これも極端な例でいうと、バラードの曲調のすべての語尾にちりめんビブラートをかける・・・などですかね。ちりめんビブラートは僕が思うに激しい曲の高音部位で効果を発揮するものだと思いますが、それを落ち着いた曲調の語尾すべてにかけられるとやっぱり聴いているほうは落ち着かないと思います。
(たまにビブラートをかける=うまいと勘違いをしている人もいますが、それは断じてありません。低めの曲の歌手なら、来生たかおさん、高音よりならポルノグラフィティーなどはほとんどビブラートはかけていません。)

今まではかなり極端な例でしたが、歌というものは繊細なもので、ちょっとした響きの変化や装飾で雰囲気ががらっとかわってしまいます。だからこそしっかりその曲の歌詞や情景を思い浮かべて歌わないと、聴いている人は置いてきぼりになってしまいます。
またそういうことを考えて歌うと、自分独特の歌い方というものが自然と生まれてくるものだと思っています。

自分の理想としては歌った後で、どういう情景を思い浮かべて歌ったかと自分で小説や漫画のこまわりのように書くことができるぐらいになりたいと思います。
最近では新しい歌を覚えるとき、曲がどういう背景で作られたかや、歌詞の意味などをwikiなどで調べてますね。

そんなことをしても意味ないという人もいるかもしれませんが、やっぱり歌詞の意味や情景を自分の中で思い浮かべられたら、愛着がわきますし歌にも感情がこもりますよ。歌は心だというところにつながる話ですよね。